（日本語参考訳文） 　　　　　 色 紙 　１９０１年５月、オランダ商船"タマハラ"号が東インド群島で 座礁し沈没した、島の住民達は我先にと沈船から品物を略奪した、 その中の一人が他の者は見向きもしなかった色鮮やかで綺麗な色紙 を見て綺麗だなーと、家に持って帰って居間の壁に飾った。 　数ヶ月が経過したある日、一人の外国商人が島に来た。件の男は 針と糸が欲しいのだが、金がない、そこで、彼は商人に家の中の物 と交換してくれないか　と　頼んだ。 　商人承諾して彼の居間に入った、そこで見たのは色鮮やかで綺麗 な色紙である、そして商人は男に他の物は要らない、この色紙で 充分だ。と云った。 質問；外国商人は何故色紙を欲しいと云ったのだろうか？